福本 勇輔

特別養護老人ホーム　生活相談員福本勇輔

出来るだけご利用者・ご家族の立場で考える。

ご自身の携わっているお仕事について教えて下さい。

　特別養護老人ホームの生活相談員をしています。仕事の内容は入所契約や退所手続きの仕事を始め、関係機関との連絡・調整、利用料に関わる請求業務、サービス担当者会議出席などがあります。また、生活全般に関わるご利用者・ご家族からの相談は、多職種と連携を図って、真摯に対応することが特に重要な仕事だと思います。

お仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか？

　特養に入所されたことで、ご利用者の生活リズムが少しずつ改善されたり、心身ともに良い方向に進んだ時やご利用者やご家族の表情が明るくなったと感じる時はとてもうれしいです。

上司や先輩から教わったことで勉強になったことってなんですか？

　２０年以上歴史のある施設ですので、経験豊富な先輩が沢山います。突発的な問題が起きても、慌てずどっしり構え、冷静に対応すところはさすがだと思いますね。

仕事をする上で大切にしていることはどんなことですか？

　私の場合は、直接介護というよりは相談援助などが多い仕事です。ご本人が入所されてからは、これまで自宅などで介護されていたご家族は、ご本人の生活の様子が日常的に把握できないので、出来るだけご家族の立場で考え、少しでも安心してもらえるようにサポートしたいと思っています。但し、ご家族の意見ばかり尊重することで必ずしもご本人にとって良いサービスにならない場合もありますので、その辺はこちらでのご利用の様子も踏まえて丁寧に説明をする必要があります。